2013年07月01日

厚生年金基金と退職金制度

厚生年金基金制度の廃止が決まり、700万人前後の加入者、受給待機者、
受給者は、程度の差こそあれ、一定の不利益を被ることになりそうです。

厚生年金基金の加算部分は、基金独自の給付です。

この加算部分が退職金制度の一部あるいは全部となっている場合は、
退職金の減額ということになるかもしれません。

事業主が責任をもってくないのか?と言いたいところですが、
それは、難しいかも知れません。がく〜(落胆した顔)

厚生年金基金が制度廃止になるのは、積立不足が原因です。

厚生年金基金は、国の厚生年金の一部を代行していますので、基金制度が
廃止になる場合、その代行している部分のお金を国に返却する必要があり
ます。

つまり代行部分のお金ですが、基金の資産が代行部分以下の基金が多いのです。

となると、その不足分は、事業主が補てんすることになります。

その補てん分の金額は、かなりの金額になり、簡単に返せるお金ではありません。
長いと30年くらいの分割で返すことになります。

事業主としては、退職金のためのお金を、出したくても出せない状態になります。
posted by consul at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 退職金制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする